のび太の火星冒険紀 

第二話

出発前夜





次の日…

のび「そうだ、ジャイアンたちにも月に行くこと言わないと…。」

のび太は空き地に向かった。

しかし、ジャイアンとスネ夫はいなかった。

のび「ここにはいない…か。」

今度はジャイアンの家に行ってみる。

しかし、ここにもジャイアンはいなかった。

のび「スネ夫の家にいるのかな?」

スネ夫の家に向かう。

インターホンを鳴らすと、スネ夫の母の声が聞こえてきた。

スネ母「どちらさまザマスか?」

のび「のび太ですけど、スネ夫君いますか〜?」

スネ母「いるザマスよ〜。」

スネ母はスネ夫を呼び出した。

しばらくして、ドアが開いて中からスネ夫が現れた。

スネ「なんだのび太か。何の用?」

のび「ジャイアンはいるの?」

スネ「あぁいるけど?それが何か?」

のび「じゃあ呼んできてよ。」

スネ「わ、分かったよ。」

スネ夫はまた家の奥にいった。

しばらくして、ジャイアンを連れてスネ夫がやってきた。

ジャ「おおのび太、何のようだ?俺は今忙しいんだ。」

のび「明日の旅行のことなんだけど…。」

ジャ「まさか、いけなくなったとか?」

のび「いや、そうじゃないんだけど…、行く場所がその…つ、月になっちゃったんだ。」

ジャ「ツキ?月ってあの団子食いながら見るやつか?」

のび「そ、そう。」

ジャ「ま、それでもいいか。」

のび(よかった…)

スネ「じゃ、僕たちは忙しいから。」

スネ夫はそういうとドアを閉めた。

ガチャ

のび「ふぅ。さてこれからどうしよう。」

のび太はこれからどうするか考えた。

そして、静香のところに遊びに行くという結論を出したのである。

静香の家の前まで来た。

のび「こんにちはー!」

玄関の前に立ってのび太が大声を上げる。

しず「あら、のび太さん。いらっしゃい。」

のび「しずちゃん、一緒に遊ぼう。」

しず「ごめんなさい。今準備で忙しいの。」

のび「準備?」

しず「明日月に行くんでしょ?その準備。」

のび「そ、そうだったの。ごめん…。」

しず「じゃ、また明日ね。」

のび「うん。」

のび太はまた道路に出た。

のび「仕方ない、家に帰ろう。」

のび太は家に帰ることにした。

玄関まで来ると、ドアを開けた。

のび「ただいまー。」

ドラ「やぁ、お帰り。」

家に入るとドラえもんが迎えてくれた。

のび「明日に備えて寝るよ。」

2階に上げると、布団を敷いて寝てしまった。

のび「グー、グー、グー。」

ドラ「もう寝ちゃってる。今のうちに明日の準備をしておこう。」

ドラえもんは庭に出ると、ポケットから船の形をした宇宙船を出した。

ドラ「宇宙船といえば、これと宇宙救命ボートしかないなぁ。これでいいか。」

更に、テキオー灯や宇宙クリーム、酸素ボンベ等を出す。

それに、タイムふろしき、ほんやくコンニャクなどもあるかどうか確認する。

念のため、武器もチェックする。

しかし、武器といってもショックガンくらいしかない。

ドラ「まぁ、これあけあれば大丈夫だな。」

ドラえもんは出した道具をしまうと、家の中に戻っていった。

もう時間は午後の5時である。

のび太はまだ寝ているようだ。

ドラ「よく寝れるもんだねぇ。」

しばらくして、台所から玉子の声が聞こえてきた。

玉子「ご飯よー。」

夕ご飯の支度が出来たようだ。

ドラ「ハーーーイ。のび太君、起きて。」

ドラえもんがのび太をゆする。

のび「う〜ん、まだ眠い…。」

ドラ「ご飯だよ〜!!起きてってば!!」

ドラえもんが布団を引き抜く。

のび「う〜ん。フア〜ァ。まだ眠いや…。」

のび太はあくびをしながら立ち上がると、1階に下りていった。

ドラ「あ、待ってよ!!」

ドラえもんものび太を追って1階に下りていく。

そして、台所に行く。

夕ご飯を食べたあと、2人はすぐに寝ることにした。

のび「明日何時に出発するの?」

ドラ「朝早くだよ。だから早く寝ておかなくちゃ。」

のび「そうだね。じゃあ、おやすみ。」

ドラ「おやすみ。」

ドラえもんものび太も眠り始めた。

時間は午後8時である。

明日は待ちに待った月に行く日である。


戻る